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• 片頭痛はそれ単独でも起りますが、しばしば緊張型頭痛もちの方に併発します。
  緊張型頭痛から火事（片頭痛）が発生する過程を絵解きしましょう。

• ひとことでいえば、その過程は「摩擦から火事が発生する過程」にたとえられます。

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• 緊張型頭痛はストレスから発生します。

• 火起こし板を棒でこすってストレスを与えると、
  摩擦熱（頭痛）が発生します。

• 摩擦熱の段階では、緊張型頭痛（頭の重い頭痛）にとどまっています。

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• やがて　くすぶり初めます（片頭痛の頭痛信号）

3

• ついに火が出ます（片頭痛発生）。

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• 燃え広がると大火事になります。

• 片頭痛の極期は血管の周りに炎症が起っており、ガンガンとする頭痛になります。

• こうなると容易には火が消せません（消炎鎮痛薬でも頭痛が治らない状態となります）。

• この状態の火を消せるのはトリプタンというお薬です。

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• 消火器は消炎鎮痛薬にたとえられますが、
  消火器で火が消えるのは小火（頭痛の始まり）のときだけです。