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頭痛クイズ |
改定 |
04/09/30 |
このクイズは、「思い切りテレビの片頭痛」（1997.7放映）にヒントを得て作成しました。
●危険な頭痛はつぎのどれでしょう
- ときどき吐き気のある頭痛
- 起きぬけの頭痛(起きて活動してから頭痛がする)
- 頭を振ると痛みが強くなる
- 後頭部がいたむ頭痛
- 目の前がチカチカする頭痛
- １週間ほど続く頭痛
- のた打ち回る頭痛
- 炎天下で起る頭痛
- 両方の手がしびれる頭痛
- 血圧が高い人の頭痛
- ガーンと殴られたような頭痛が１週間ほど続いた
■まず寺本純先生のお答えを紹介します。（安全な頭痛を○、危険な頭痛をＸとします）
- ○「ときどきの吐き気は片頭痛、しょっちゅうは脳腫瘍など。したがって安全」
- ○「低髄液圧の頭痛で安全。脳腫瘍は床のなかでいたむ」
- Ｘ「慢性硬膜下血腫など頭の中の病気の頭痛が考えられる」
- ○「緊張型頭痛で安全」
- ○「片頭痛の前兆で安全」
- Ｘ「脳腫瘍などが考えられる」
- ○「群発頭痛である。くも膜下出血などでは動けない」
- ○「炎天下の頭痛は片頭痛が考えられる」
- ○「両手は安全、片手なら危険かも」
- ○「血圧が高いからといって危険とはいえない」
- Ｘ「くも膜下出血が考えられ、とても危険」
■以下は私の補足意見です。
- 吐き気が1〜2週間で頻回になる場合はとくに危険です。
- 起きて頭痛、寝ると収まるのは低髄液圧性頭痛。起きぬけの頭痛には脳腫瘍、高血圧、片頭痛などいろいろある。要注意の頭痛タイプである。
- 頭を振ると痛むのは、頭の中に頭痛の原因がある。脳腫瘍の可能性もある。しかし片頭痛でもありうる。
- 頻度的には緊張型頭痛だが、くも膜下出血や脳腫瘍、髄膜炎も後頭部が痛む。
- おおかたは片頭痛だが、脳腫瘍や動静脈奇形などのこともありうる。
- 慢性頭痛でも１週間ほど続くことはある。だんだん強くなる場合は脳腫瘍などの可能性大。
- 群発頭痛は激痛でじっとしていられない。脳の病気は動けない。
- 炎天下では血管が広がり片頭痛が誘発される。
- しびれにはいろいろの原因がある。両側だから安全と言い切ってよいかは少し疑問が残る。
- 血圧の高い人は脳内出血などもあるので、安全といえるかどうか。
- これについては同感です。
●頭痛が原因でボケることもある。○か×か
- 正解：○
- 解説
- 頭痛がボケにつながることはないが、
たとえば慢性硬膜下血腫のような原因があると
頭痛とボケの両方が生ずる。 - このように頭痛がボケの原因となった疾患の症状であることがある。
- したがって○
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●片頭痛に効果がある飲み物のは次のどれか
- 牛乳
- ジュース
- 緑茶
- 正解：緑茶
- 解説：緑茶に含まれるカフェインが片頭痛に有効
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●炎天下の頭痛に効果があるのはどれか
- サングラス
- 水分をとる
- 顔を冷やす
- 正解：サングラス
- 解説：
- 炎天下の頭痛は片頭痛である。
- 片頭痛は光が誘引となる。これを減らすにはサングラスがよい。
- 同じ サングラスでも色調は赤系統がよいとされている。
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