>>頭痛もちシリーズ・画家編<<
●ピカソPablo Ruiz y Picasso
1881〜1973
- スペインが生んだ20世紀最大の画家・彫刻家
- 斬新な形式を開拓しつづけ、新様式や新技法をあみだした。
- ピカソは片頭痛のせいで左石非対称の女性を描くようになったというのが
オランダ・ライデン大学のミケル・フェラーリ教授の説である。 - ピカソは1937年の作品から、
目や鼻、口が左右非対称になった女性の人物画を描き始め、
作品には「泣く女」などがあります。 - 教授は、神経科医や美術史家に、
あまり知られていないピカソ作品と患者の描いた絵のスライドを見せて、
どちらがピカソの絵かを当ててもらったが、かなりの混乱があったといいます。 - ピカソ自身が片頭痛を患っていたとの記録はないが、
教授は「視覚異常が起きる極めて特殊な片頭痛だったので見過ごされたのかもしれない」としています。 - 出典（朝日新聞2000.09.05）
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●ゴッホVincent van Gogh
1853〜1890
- オランダの後期印象派の画家
- 作品ははげしい筆触とまばゆい色彩が特徴的
- ゴッホは激しい片頭痛に苦しんでいました。
- かれの片頭痛は「軽い精神障害」ととられていました。
- そのため彼の片頭痛は悪くなるいっぽうでした。
- ゴッホの有名な絵画「星降る夜」は、
1889年フランスの聖レミ保護施設で描かれましたが、
なにやら「片頭痛の前兆」の絵のようにも見えます。 - 出典：http://www.migraines.org/about/abouawar.htm
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- 炎の画家ゴッホほど「星」を描いた画家はいないといわれる
- ゴッホの描く星は、放射状に光線が出ていたり（ローヌ河畔の星月夜）、
同心円状に光の輪がとりまいていたり、
夜空が渦を巻いていたりと（糸杉のある道、星月夜）、
彼がめまいや頭痛にずいぶん悩まされていた事実を裏付けるものとして知られている。 - 出典 Clinician 2002；46（514）編集後記
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- Vincent van Goghの持病は、てんかん、躁うつ病、統合失調症、メニエール病などの諸説があります。
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●キリコ Giorgio de Chirico
1888〜1978
